【中国旅行必携】百度地図(Baidu Maps)アプリのインストール・使い方

あなたが日本でよく使う地図アプリはなんでしょうか?
僕はよくGoogleマップを利用しています。
海外旅行でもGoogleマップはかなり使え、ヨーロッパをレンタカーで旅したときはナビアプリとしても利用できました。
しかし、
中国ではGoogle系サービスはほとんど使えるレベルにない
のです。
中国国内では当局による検閲が厳しく(天安門事件など)、簡単に情報が入手できるGoogleを中国当局がアクセスできないように制限しているのです。
同様にLINEやTwitter、Facebookなども原則利用できないため、中国国内では独自のサービスが普及しています。
地図サービスも同様に、中国国内では「百度地図(Baidu Maps)」が定番の地図サービスであります。
ここでGoogleマップと百度地図で上海駅を表示した結果を見てみましょう。


お分かりいただけましたでしょうか。
百度地図は駅の中の構内図まで表示されているのに対し、Googleマップは簡易な表示。
また駅周辺の建物もかなり違った表示となっています。
実際Googleマップでは古い情報もかなりあり、実用出来ないレベルであります。
というわけで、中国を旅するには百度地図(Baidu Maps)を使わないといけないのですが、アプリが中国語オンリー。(漢字の意味が似ているのでニュアンスでわかるものも多いですが)
そこでここで使い方をご紹介します。
百度地図(Baidu Maps)のダウンロード・インストール
百度地図(Baidu Maps)をインストールします。
ここから先のスクリーンショットはAndroidのものです。

初回の起動時に上記画面が表示されるので「下一歩」をタップ。
3つ全て許可をタップ。

同意をタップ。

赤で囲まれた部分をタップ。

赤で囲まれた部分をタップ。

以上で初期設定が完了しました。
百度地図の使い方

上の検索ボックスに地名や施設名を入力します。
日本語で入力しても簡体字に変換して表示してくれますので、多くの観光地などは日本語で入力しても大丈夫です。

目的地を確定したら、赤で囲まれた部分をタップします。

検索結果が出てきます。
上記の赤文字を参考にしてください。


出発時刻や経路オプションも指定できます。


結果も現地で案内で使用している地下鉄の色なども反映されており、とても分かりやすいです。
スポット情報の表示


百度地図では目的地の詳細情報や画像を表示してくれる場合もあります。中国語が分からなくても漢字で何とかニュアンスをつかめると思うので、参考にするのもいいかもしれません。