【まるで美術館】モスクワ地下鉄の乗り方・切符の買い方

2019年1月4日

モスクワ地下鉄(メトロ)はモスクワ観光に無くてはならない存在です。
今回利用してきましたので乗り方をご紹介します。

モスクワのルート検索はYandex Mapsが便利です。
Googleマップよりも使えます。

切符の買い方

券売機を探す

改札の近くに上のような券売機があるので探します。

希望の切符を選ぶ

上の写真の画面が表示されているので、左上の「EN」をタッチして、英語表示に切り替えます。

英語に切り替わりました。
上から順に
1回乗車券 55ルーブル
2回乗車券 110ルーブル
トロイカカードにチャージ
が選択できます。
日本のように距離によって料金が変わる方式ではなく、どこまで乗っても定額の料金になっています。
ここに詳しく載っていますが、1・2回乗車券は発売から5日間有効ですのであらかじめ必要枚数を購入することも可能です。
トロイカカードは日本で言うSuicaなどのICカードを指しますが、今回利用しませんでしたので、説明は省略します。

支払う

現金またはクレジットカードが利用できます。
現金の場合は右の投入口に現金を投入します。
クレジットカードの場合は上の画面中央にある、「MAKE PAYMENT BY CREDIT CARD」をタッチします。

上の画面に切り替わりますので、

カードリーダーにカードを下から差し込み、暗証番号を入力すると支払いが完了します。

支払いが終わると上のカードが出てくるので取り出します。
これが地下鉄の切符です。なお正確にはモスクワ市内の地下鉄(メトロ)・バス・路面電車(トラム)と共通の切符なのでこれで上記の交通機関に乗ることができます。

乗り方

改札出口(カードリーダーが無い)

上記のような改札があるのでそこに切符をタッチします。
正常に読み取られればバーが開くので通ります。日本と同じですね。
なお上の写真は出口の写真なので切符を読み取るカードリーダーがありません。

降り方

上の「乗り方」と同じような改札があるのでそのまま通ります。
タッチする必要はありません。
また、買った切符は処分して構いません。

乗ってみた

駅構内

とても長いエスカレーター

とにかくエスカレーターがどの駅も長いです。そして動くスピードが速い。
高さもあるので高所恐怖症の人は大変かもしれません。
噂では旧ソ連時代にアメリカからの核攻撃の際に避難できるよう設計されたとか。

駅構内は美術館さながらの雰囲気。
どの駅も趣向を凝らした天井で圧巻されます。柱も重厚感のある造り。

駅構内には案内板があり英語表記もあるので、ロシア語が読めなくても英語がわかれば何とかなるかと思います。

車両

車両もなかなか趣のあるレトロな感じ。

こちらはちょっと新しめの車両だったのでしょうか。
どちらにしても乗り心地はかなり悪いです。かなり上下左右に揺れます。日本の感覚だと脱線するんじゃないかってところもありました。
日本の鉄道の技術の高さを感じましたね。

車内

車内はこんな感じ。諸外国と比べて座席にしっかりクッションがあり、座り心地はいいのではないでしょうか。上記に書いた通り乗り心地は悪いですが。

かなり長い編成で走っているので、朝夕のラッシュ時もあまり混んでいません。
楽に座ることができました。

あなたもモスクワを旅行するときにお世話になるであろうモスクワ地下鉄。
この記事がお役に立てれば幸いです。