【2023年最新】【バス・トラム】タリン空港~タリン旧市街(市内)のアクセス方法
バルト三国の一つであるエストニア。
エストニアに空路でたどり着くのは首都タリン空港が主だと思います。
ここではそのタリン空港から有名な観光地であるタリン旧市街へのアクセス方法についてご紹介します。
タリン空港はコンパクトな空港
エストニアの首都・タリン空港は日本の地方空港と同様の規模でした。
今回はウクライナ・キエフ→ラトビア・リガ経由でタリン空港に来ましたが、案内板も充実しており、初めてでもわかりやすい印象でした。
そのため市内へのアクセスも簡単に移動することができました。
バス停・トラム(路面電車)停留所までの行き方
まずはスマートカードかタリンカードを買いましょう
空港の手荷物検査場と税関を出たらすぐに右に折れましょう。
そのまま突き当りまで行くと、上の写真のようなコンビニ「R-Kiosk」があります。
ここでバス・トラムを利用するときに必須となるタリンの交通系ICカード、「スマートカード」か「タリンカード」を購入します。
タリンのバスやトラムは現金でも乗ることができますが、1乗車2ユーロとなっています。
対してスマートカードで乗れば1時間何回でも乗り放題で1.1ユーロ、下で紹介する指定した期間乗り放題パスで利用すると、さらに割安に移動することができるのです。
スマートカード(SMARTCARD)は上記のような黄緑色のカードで、必要分をR-Kioskなどでチャージして利用します。
- 1日券: 3ユーロ
- 3日券: 5ユーロ
- 5日券: 6ユーロ
- 30日券: 23ユーロ
と、4種類の期間がありますのでお好みのものを選びましょう。
各カードは購入後24時間有効などではなく、例えば1日券であれば発売当日限り有効となりますのでご注意ください。
なお、スマートカード自体のデポジット(預り金)として2ユーロが別途かかります。
このデポジットは上で紹介している空港内のR-Kiosk、タリン駅のR-Kiosk、タリン港ターミナルのR-Kioskなどでカードを返却すると返金されます。
タリンカード(Tallinn Card)は、上記のカードで、指定した時間公共交通機関に乗り放題可能+40以上の観光スポットが無料+30以上の観光スポットが割引価格で利用できるICカードです。
乗り放題可能時間によって、
- 24時間券: 26ユーロ
- 48時間券: 39ユーロ
- 72時間券: 47ユーロ
の3種類があります。
こちらはスマートカードと違い、購入後24時間有効などとより利用条件が柔軟になっています。
これらのカードはレジで売っているので店員に直接話して手に入れましょう。
購入するときはカードの種類と利用期間を伝えましょう。
なお店員さんは英語を話すことができました。
ICカードを手に入れたらコンビニのすぐ左の通路をまっすぐ進みます。
「MALL OF TALLINN」(タリンモール(商業施設の意味))と案内があるので商業施設に行ってしまうのかと思ってしまいますが、気にせずに進みます。
突き当りまで進むと、「Bus」「Tram」の案内が見えます。
ここを下っていくと、
出入り口に到着します。
ここのモニターで市街へどの交通機関があとどのくらいで到着するかが表示されています。
65系統のバスがあと4分、4番系統のトラムがあと5分で来るなど、とても分かりやすい案内が表示されていました。
さすがIT先進国のエストニアならではのおもてなしですね。
案内図
4番トラムと49・65番系統バスは出入り口の目の前から、2番系統バスは出入り口から見て斜め左のバス停より発着していました。
トラム
トラムは本当に目の前から発着します。
出入り口からは徒歩5秒。
旧市街入り口~ヴィル門までの所要時間は25~30分ほどです。
バス
今回僕は時間の関係で2番系統バスを利用しました。
2番系統バス利用でもトラム利用と同じく、所要時間は旧市街入り口~ヴィル門までの所要時間は25~30分ほどです。
バスもトラムも一般道路を走るので、信号待ちや渋滞により到着が遅くなる可能性がありますので時間に余裕をもって行動することをおすすめします。
49・65番系統バスは出入り口から徒歩10秒、2番系統バスは出入り口から徒歩1分くらいの距離にありました。
タクシーでの行き方
タクシーを利用した場合15分ほどと10分ほど短縮できます。
配車アプリでの行き方(Uber・Bolt)
配車タクシーサービスを利用することもできます。
空港から旧市街のヴィル門までは、概ねUberでは5~8ユーロ、Boltでは3~4ユーロで利用することができます